“自墮落”の読み方と例文
新字:自堕落
読み方割合
じだらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その客も大抵は生若い男や、自墮落(じだらく)な遊び人などで、お紋のきりやうに釣られて、口を開いて小半日見て居ると言つた人間ばかりです。
何より先に私が身の自墮落(じだらく)を承知して居て下され、もとより箱入りの生娘ならねば少しは察しても居て下さろうが、口奇麗な事はいひますとも此あたりの人に泥の中の蓮とやら
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
衣服(きもの)を着(き)て帶(おび)を〆(し)めて、やがて尻(しり)を端折(はしを)らうと云(い)ふ頃(ころ)、ふと橋(はし)の上(うへ)を見(み)ると、堅氣(かたぎ)も多(おほ)いが、賣女屋(ばいぢよや)のある小(ちひ)さな宿(やど)、何(なん)となく自墮落(じだらく)の風(ふう)が染(そ)まると見(み)えて、宿中(しゆくぢう)いづれも朝寢(あさね)らしい。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)