トップ
>
『二た面』
ふりがな文庫
『
二た面
(
ふたおもて
)
』
話は別にある……色仕掛で、あはれな娘の身の皮を剥いだ元二と云ふ奴、其の袷に一枚づゝ帶を添へて質入れにして、手に握つた金子一歩としてある。 此の一歩に身のかはを剥がれたために可惜や、お春と云ふ其の娘は繼母のために手酷き折檻を受けて、身投げをし …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
香
(
にほ
)
情婦
(
じやうふ
)
些
(
いさゝ
)
可惜
(
をしい
)
間
(
あひ
)
可惜
(
をし
)
直
(
ぢ
)
悚然
(
ぎよつと
)
歩
(
ふ
)
熟
(
ぢつ
)
悚然
(
ぞつと
)
出入
(
だしい
)
生
(
うま
)
頭
(
かうべ
)
直
(
なほ
)
可怪
(
をかしい
)
大
(
おほい
)
一通
(
ひとゝほ
)
欠
(
かけら
)
突
(
つゝ
)
爺
(
おやぢ
)
略
(
はぶ
)
茶店
(
ちやや
)
絞
(
しめ
)
大
(
たい
)
傍
(
かたはら
)
空
(
す
)
此
(
こゝ
)
稱
(
な
)
確乎
(
しつか
)
企
(
くはだて
)
仰反
(
そりかへ
)
矢張
(
やつぱ
)
婆
(
ばゞあ
)
澤山
(
どつさり
)
上
(
うへ
)
否
(
いゝえ
)
引掛
(
ひつかゝ
)
濃厚
(
こまやか
)
柔
(
やはら
)
漸
(
や
)
端折
(
はしを
)
口惜
(
くちを
)
蹲
(
しやが
)
廉
(
か
)
下
(
しも
)
突張
(
つゝぱ
)
上
(
あ
)
前
(
まへ
)
弗
(
ふつ
)
引被
(
ひつかぶ
)
情
(
じやう
)
小
(
ちひ
)
密
(
そつ
)
本
(
ぼん
)
爺
(
ぢい
)
承
(
うけたまは
)
白魚
(
しらを
)
蒼海
(
あをうみ
)
家
(
いへ
)
通
(
とほ
)
抱
(
かゝ
)
蹲
(
うづくま
)
女
(
をんな
)
家主
(
いへぬし
)
樂
(
たのしみ
)
習
(
ならひ
)
絡
(
からま
)
水車
(
すゐしや
)
仲間
(
ちうげん
)
突込
(
つゝこ
)
申出
(
まをしで
)
願
(
ねがひ
)
宿
(
しゆく
)
言
(
ことば
)
故
(
わざ
)
祝
(
いはひ
)
何
(
な
)
故郷
(
こきやう
)
歩
(
ぶ
)
候
(
さふらふ
)
狙
(
ねらひ
)
此方
(
こつち
)
外
(
そ
)
頬摺
(
ほゝずり
)
方
(
はう
)
心
(
こゝろ
)
生白
(
なましろ
)
更
(
あらた
)
暫時
(
しばし
)
少
(
わか
)
間違
(
まちがひ
)
起
(
おこ
)
小遣
(
こづかひ
)
間
(
けん
)
絡
(
まつ
)
覺
(
さ
)
齊
(
ひとし
)
茫然
(
ばうぜん
)
可愛
(
かはい
)