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仰反
ふりがな文庫
“仰反”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のけぞ
58.6%
あおの
13.8%
あおむけ
13.8%
あおのけ
3.4%
あおむ
3.4%
そりかへ
3.4%
のけぞり
3.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のけぞ
(逆引き)
与里の
枕頭
(
まくらべ
)
にゐた玄也は猫の顔付をツと持ち上げて、余り唐突な激しい意志のために、瞬間クラクラと
仰反
(
のけぞ
)
るやうなハヅミをつけたが
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
仰反(のけぞ)の例文をもっと
(17作品)
見る
あおの
(逆引き)
そんな事をされようとは思いもよらなかったので、躰当りをまともに受け、足を取られて
仰反
(
あおの
)
けさまに倒れた。
雪と泥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
仰反(あおの)の例文をもっと
(4作品)
見る
あおむけ
(逆引き)
見よ、床の上には小間使が
仰反
(
あおむけ
)
に倒れて気絶している。そしてその傍には、既に空になった黒
天鵞絨
(
ビロウド
)
張の小筐が落ちていたではないか。
謎の頸飾事件
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
仰反(あおむけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
あおのけ
(逆引き)
そして「うー」とうめくなり
仰反
(
あおのけ
)
さまに道の上へ
顛倒
(
てんとう
)
した。八百助はやおら背伸びをし、手を振り足踏みをした、姿はくるりと
剥
(
む
)
け変わり、輝くような美丈夫に返った。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
仰反(あおのけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あおむ
(逆引き)
彼は背伸びでもするように、顔だけ
仰反
(
あおむ
)
けにしてこっちを見た。
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
仰反(あおむ)の例文をもっと
(1作品)
見る
そりかへ
(逆引き)
と
掻拂
(
かきはら
)
ふ
手
(
て
)
をぐる/\
捲
(
ま
)
きに、
二捲
(
ふたまき
)
卷
(
ま
)
いてぎり/\と
咽喉
(
のど
)
を
絞
(
し
)
める、
其
(
そ
)
の
絞
(
しめ
)
らるゝ
苦
(
くる
)
しさに、うむ、と
呻
(
うめ
)
いて、
脚
(
あし
)
を
空
(
そら
)
ざまに
仰反
(
そりかへ
)
る、と、
膏汗
(
あぶらあせ
)
は
身體
(
からだ
)
を
絞
(
しぼ
)
つて、
颯
(
さつ
)
と
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
に
目
(
め
)
が
覺
(
さ
)
めた。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
仰反(そりかへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
のけぞり
(逆引き)
そうして、杢助の眼球が裏返しになるとたん、岩見重太夫はついに眼をまわして、
仰反
(
のけぞり
)
ざまに(枯木でも倒れるように)どしーんとぶっ倒れてしまった。
似而非物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
仰反(のけぞり)の例文をもっと
(1作品)
見る
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
“仰”で始まる語句
仰
仰向
仰有
仰山
仰言
仰天
仰臥
仰々
仰付
仰飲
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斎藤緑雨
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泉鏡太郎
泉鏡花
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