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二捲
ふりがな文庫
“二捲”の読み方と例文
読み方
割合
ふたまき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたまき
(逆引き)
「それあ何だね」道太は何だかいっぱい入っている乱れ函の上にある、
二捲
(
ふたまき
)
の反物に目をつけた。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
と
掻拂
(
かきはら
)
ふ
手
(
て
)
をぐる/\
捲
(
ま
)
きに、
二捲
(
ふたまき
)
卷
(
ま
)
いてぎり/\と
咽喉
(
のど
)
を
絞
(
し
)
める、
其
(
そ
)
の
絞
(
しめ
)
らるゝ
苦
(
くる
)
しさに、うむ、と
呻
(
うめ
)
いて、
脚
(
あし
)
を
空
(
そら
)
ざまに
仰反
(
そりかへ
)
る、と、
膏汗
(
あぶらあせ
)
は
身體
(
からだ
)
を
絞
(
しぼ
)
つて、
颯
(
さつ
)
と
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
に
目
(
め
)
が
覺
(
さ
)
めた。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
掻拂
(
かつぱら
)
ふ
手
(
て
)
を、ぐる/\
捲
(
ま
)
きに、
二捲
(
ふたまき
)
卷
(
ま
)
いてぎり/\と
咽喉
(
のど
)
を
絞
(
し
)
める、
其
(
そ
)
の
絞
(
しめ
)
らるゝ
苦
(
くる
)
しさに、うむ、と
呻
(
うめ
)
いて、
脚
(
あし
)
を
空
(
そら
)
ざまに
仰反
(
のけぞ
)
る、と、
膏汗
(
あぶらあせ
)
は
身體
(
みうち
)
を
絞
(
しぼ
)
つて、
颯
(
さつ
)
と
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
に
目
(
め
)
が
覺
(
さ
)
めた。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
二捲(ふたまき)の例文をもっと
(3作品)
見る
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
捲
漢検準1級
部首:⼿
11画
“二”で始まる語句
二人
二
二十歳
二十
二月
二十日
二日
二重
二個
二間
“二捲”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
徳田秋声
泉鏡花