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『挿話』
ふりがな文庫
『
挿話
(
そうわ
)
』
道太が甥の辰之助と、兄の留守宅を出たのは、ちょうどその日の昼少し過ぎであった。彼は兄の病臥している山の事務所を引き揚げて、その時K市のステーションへ著いたばかりであったが、旅行先から急電によって、兄の見舞いに来たので、ほんの一二枚の著替えし …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1925(大正14)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約54分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
負
(
ん
)
後
(
あ
)
前
(
せん
)
少
(
ちいさ
)
間
(
なか
)
鋭
(
ど
)
上
(
うわ
)
涼
(
すずみ
)
繋
(
かゝ
)
羞
(
はに
)
非
(
けち
)
嫁
(
かた
)
姿態
(
なり
)
燻
(
く
)
懐
(
おも
)
往復
(
ゆきかえ
)
沮
(
しょ
)
晒
(
さ
)
捲
(
まか
)
饒舌
(
しゃべり
)
御母
(
おかあ
)
芳
(
よっ
)
喰
(
は
)
鼻頭
(
はながしら
)
牛皮
(
ぎゅうひ
)
滑
(
なめ
)
深谷
(
ふかだに
)
盛
(
も
)
殺
(
そ
)
末期
(
まっき
)
抱
(
かか
)
手前
(
てまえ
)
繋
(
かか
)
憚
(
はば
)
弄
(
いじ
)
茹
(
うだ
)
著
(
き
)
岐路
(
わかれみち
)
室
(
ま
)
守
(
もり
)
嫂
(
あね
)
大切
(
おおぎり
)
優
(
すぐ
)
力
(
りき
)
危
(
あぶ
)
吝
(
しみ
)
汚
(
よご
)
著替
(
きが
)
広
(
ぴろ
)
蒸鮑
(
むしあわび
)
帳
(
ちょう
)
布置
(
たたずまい
)
蔓
(
はびこ
)
張
(
ぱ
)
己
(
おれ
)
月並
(
げっぺい
)
魁車
(
かいしゃ
)
築地
(
ついじ
)
革
(
かわ
)
山嵐
(
やまあらし
)
破滅
(
はめ
)
砕片
(
かけ
)
吐
(
は
)
簾戸
(
すだれど
)
化粧
(
つくり
)
臥
(
ね
)
寒晒
(
かんざらし
)
風
(
ふう
)
看護
(
かんご
)
目
(
ま
)
零落
(
おちぶ
)
訣
(
わか
)
紛糾
(
いざこざ
)
決
(
き
)
錆
(
さ
)
溜
(
た
)
点
(
とも
)
達
(
た
)
生
(
い
)
濫費
(
むだづかい
)
成行
(
なりゆ
)
拘泥
(
こだわ
)
夭折
(
わかじに
)
妓
(
おんな
)
聳
(
そばだ
)
惨
(
むご
)
和
(
やわ
)
沸
(
たぎ
)
銅
(
あか
)
姿
(
なり
)
二梃
(
ちょう
)
姐
(
あね
)
鉄槌
(
かなづち
)
委
(
まか
)
高脚
(
たかあし
)
等閑
(
なおざり
)
縹緻
(
きりょう
)
箪笥
(
たんす
)
縞目
(
しまめ
)
竦
(
すく
)