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濫費
ふりがな文庫
“濫費”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らんぴ
89.3%
むだづかい
10.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんぴ
(逆引き)
それにしても私はこの為めに何んなに心を
濫費
(
らんぴ
)
したらう。何んなに心の弱小者になつて了つたらう。何も彼もそのために引繰り返された。
心の階段
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
外から見かけたこの貧寒さを取り
除
(
の
)
けるためには、少なからざる虚栄心の
濫費
(
らんぴ
)
をしなければ西欧に追っつけるものではなかった。
厨房日記
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
濫費(らんぴ)の例文をもっと
(25作品)
見る
むだづかい
(逆引き)
時には富豪のように散じ、時には貧者のように貯えて、
愛惜
(
おしみ
)
と
濫費
(
むだづかい
)
の別が見えないのであります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
自然がかくばかり細かな用意をもって、
倹約
(
しまつ
)
して物を使っているのに、この木の芽の塩っぱい匂は、あまりに
濫費
(
むだづかい
)
に過ぎ、あまりに一人よがりに過ぎはしないだろうか。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
濫費(むだづかい)の例文をもっと
(3作品)
見る
濫
常用漢字
中学
部首:⽔
18画
費
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
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濫費家
濫費者
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濫費者
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