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愛惜
ふりがな文庫
“愛惜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいせき
53.7%
あいじゃく
26.8%
あいじやく
7.3%
いとし
4.9%
いとほし
2.4%
おしみ
2.4%
をし
2.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいせき
(逆引き)
文化人光秀の知性のすみには、多年信長の部将として働いて来ながらも、なお旧文化や旧制度への
愛惜
(
あいせき
)
が整理しきれず
澱
(
よど
)
んでいた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愛惜(あいせき)の例文をもっと
(22作品)
見る
あいじゃく
(逆引き)
が、
少
(
すくな
)
からず
愛惜
(
あいじゃく
)
の念を生じたのは、おなじ
麹町
(
こうじまち
)
だが、
土手三番町
(
どてさんばんちょう
)
に
住
(
すま
)
った頃であった。春も深く、やがて
梅雨
(
つゆ
)
も近かった。……庭に柿の老樹が一株。
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
愛惜(あいじゃく)の例文をもっと
(11作品)
見る
あいじやく
(逆引き)
しかし大いに東京を惜しんだと云ふ
訣
(
わけ
)
ぢやありません。僕はこんなにならぬ前の東京に余り
愛惜
(
あいじやく
)
を持たずにゐました。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
愛惜(あいじやく)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いとし
(逆引き)
俺は俺自身が
愛惜
(
いとし
)
い、命が惜しい、死に度くない、況して嘘か
真実
(
ほんと
)
か第三者の中傷か、いざとなつたら二人のどちらが罪が重くなるだらうと一時はわなわな顫へたといふ
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
愛惜(いとし)の例文をもっと
(2作品)
見る
いとほし
(逆引き)
俳諧の聖芭蕉でさへも、旅に病んでは寂しかつたか、夢は枯野をかけ
廻
(
めぐ
)
ると、云うたではないか。お互ひに
大切
(
だいじ
)
にする事だ、
愛惜
(
いとほし
)
い物は命だと、私が云へば、妻も寂しく笑つて噎せた。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
愛惜(いとほし)の例文をもっと
(1作品)
見る
おしみ
(逆引き)
時には富豪のように散じ、時には貧者のように貯えて、
愛惜
(
おしみ
)
と
濫費
(
むだづかい
)
の別が見えないのであります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
愛惜(おしみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
をし
(逆引き)
技
(
わざ
)
びとや
技
(
わざ
)
に遊ぶといにしへは
一生
(
ひとよ
)
の命かけて
愛惜
(
をし
)
みき
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
愛惜(をし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“愛惜”の意味
《名詞》
愛 惜 (あいせき、あいじゃく)
執着して惜しむこと。
(出典:Wiktionary)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
惜
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“愛”で始まる語句
愛
愛嬌
愛想
愛撫
愛宕
愛宕山
愛相
愛憎
愛娘
愛敬
検索の候補
御愛惜
惜愛
愛好惜
“愛惜”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
押川春浪
中里介山
佐々木邦
北原白秋
吉川英治
斎藤茂吉
柳宗悦
泉鏡花
国木田独歩