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愛嬌
ふりがな文庫
“愛嬌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいきょう
87.6%
あいけう
10.7%
あいきやう
0.9%
あいきよう
0.3%
チャーム
0.3%
ユーマー
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいきょう
(逆引き)
女はさっそく隣近所に
蕎麦
(
そば
)
を配るし、なにしろ美人で
愛嬌
(
あいきょう
)
がいいので、源右衛門も奇異の感よりはむしろ最初から好意をよせていた。
早耳三次捕物聞書:03 浮世芝居女看板
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
愛嬌(あいきょう)の例文をもっと
(50作品+)
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あいけう
(逆引き)
徳永と長谷川はウイスキイで元気を附けたらしく意外に平気な様子で遣つたが、近江の処女然と顔を赤くして居たのは
愛嬌
(
あいけう
)
であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
愛嬌(あいけう)の例文をもっと
(37作品)
見る
あいきやう
(逆引き)
蘿月
(
らげつ
)
は色の白い眼のぱつちりした
面長
(
おもなが
)
の
長吉
(
ちやうきち
)
と、
円顔
(
まるがほ
)
の
口元
(
くちもと
)
に
愛嬌
(
あいきやう
)
のある
眼尻
(
めじり
)
の
上
(
あが
)
つたお
糸
(
いと
)
との、若い美しい二人の
姿
(
すがた
)
をば、
人情本
(
にんじやうぼん
)
の作者が
口絵
(
くちゑ
)
の
意匠
(
いしやう
)
でも考へるやうに
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
愛嬌(あいきやう)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
あいきよう
(逆引き)
お俊は両親の紳士を伴へるを見るより、
慌忙
(
あわただし
)
く起ちて
来
(
きた
)
れるが、顔好くはあらねど
愛嬌
(
あいきよう
)
深く、いと善く父に
肖
(
に
)
たり。高島田に
結
(
ゆ
)
ひて、
肉色縮緬
(
にくいろちりめん
)
の羽織に
撮
(
つま
)
みたるほどの肩揚したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
愛嬌(あいきよう)の例文をもっと
(1作品)
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チャーム
(逆引き)
ふとくすぐられるような
弛
(
ゆる
)
びを覚えて、双方で
噴飯
(
ふきだ
)
してしまうようなことはこれまでにめずらしくなかったが、このごろの笹村の
嫌厭
(
けんえん
)
の情は妻のそうした
愛嬌
(
チャーム
)
を打ち消すに十分であった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
愛嬌(チャーム)の例文をもっと
(1作品)
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ユーマー
(逆引き)
何も怕れぬといふ概の逞しさに充ちて居りながら気障な度強さもなく、仲々物解りの好い苦労と滋味に富み、素樸な
愛嬌
(
ユーマー
)
や抒情味も深く、文壇臭みを脱したいつも懐しみのあるものであつた。
浪曼的時評
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
愛嬌(ユーマー)の例文をもっと
(1作品)
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“愛嬌”の意味
《名詞》
愛 嬌 (あいきょう 別表記:愛敬)
表情などにかわいげがあること。
人のかわいらしさ。
人をひきこむために意図的に発するしぐさやことば。
(接頭辞「御」を付けて)商店や座などで、興を添えるもの。サービス。
(接頭辞「御」を付けて)寛大に許せるような失敗。見る人の緊張がほぐれかわいらしく感じる欠点。
(出典:Wiktionary)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
嬌
漢検1級
部首:⼥
15画
“愛嬌”で始まる語句
愛嬌者
愛嬌造
愛嬌喚
愛嬌噺
愛嬌毛
愛嬌気
愛嬌笑
愛嬌談
愛嬌顔
愛嬌黒子
検索の候補
愛嬌者
御愛嬌
無愛嬌
不愛嬌
愛嬌造
愛嬌喚
愛嬌噺
愛嬌毛
愛嬌気
愛嬌笑
“愛嬌”のふりがなが多い著者
紫式部
中里介山
徳田秋声
夏目漱石
島崎藤村
谷崎潤一郎
泉鏡花
山本周五郎
野村胡堂
有島武郎