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あいきょう
ふりがな文庫
“あいきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
愛嬌
94.1%
愛敬
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛嬌
(逆引き)
丸ぽちゃの可愛らしい娘ですが、笑っても、物を言っても、無智な
愛嬌
(
あいきょう
)
がこぼれそうで、これも付き合いきれないところがあります。
銭形平次捕物控:110 十万両の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
これでこそ貫目のある好男子になられたというものであると女たちがながめていて、
指貫
(
さしぬき
)
の
裾
(
すそ
)
からも
愛嬌
(
あいきょう
)
はこぼれ出るように思った。
源氏物語:18 松風
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
あいきょう(愛嬌)の例文をもっと
(50作品+)
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愛敬
(逆引き)
鋭い目に
愛敬
(
あいきょう
)
のある末造が、上品な、目立たぬ好みの支度をしているのを見て、捨てた命を拾ったように思って、これも
刹那
(
せつな
)
の満足を覚えた。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
三十前後の顔はそれよりも
更
(
ふ
)
けたるが、鋭き眼の
中
(
うち
)
に言われぬ
愛敬
(
あいきょう
)
のあるを、客
擦
(
ず
)
れたる
婢
(
おんな
)
の一人は見つけ出して口々に友の
弄
(
なぶ
)
りものとなりぬ。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
あいきょう(愛敬)の例文をもっと
(19作品)
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