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あいきよう
ふりがな文庫
“あいきよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
愛嬌
50.0%
哀矜
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛嬌
(逆引き)
お俊は両親の紳士を伴へるを見るより、
慌忙
(
あわただし
)
く起ちて
来
(
きた
)
れるが、顔好くはあらねど
愛嬌
(
あいきよう
)
深く、いと善く父に
肖
(
に
)
たり。高島田に
結
(
ゆ
)
ひて、
肉色縮緬
(
にくいろちりめん
)
の羽織に
撮
(
つま
)
みたるほどの肩揚したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
蒲「さうして
髪
(
あたま
)
の
癖毛
(
くせつけ
)
の具合がな、
愛嬌
(
あいきよう
)
が有つたぢやないか。デスクの上に
頬杖
(
ほほづゑ
)
を
抂
(
つ
)
いて、かう下向になつて
何時
(
いつ
)
でも
真面目
(
まじめ
)
に講義を聴いてゐたところは、
何処
(
どこ
)
かアルフレッド大王に
肖
(
に
)
てゐたさ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あいきよう(愛嬌)の例文をもっと
(1作品)
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哀矜
(逆引き)
今其末路を聞くに及んで、「国に居候時も阿堵に不埒多きをのこ、定而其事なるべし」と云つてゐる。しかし茶山が
哀矜
(
あいきよう
)
の情は、其論賛に仮借の余地あらしむることを得た。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
あいきよう(哀矜)の例文をもっと
(1作品)
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