“頬杖”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほおづえ88.3%
ほゝづゑ6.9%
ほほづゑ2.8%
ほほづえ2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“頬杖”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.1%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.5%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と、佐々刑事はのこのこ前に出て来た。課長はよほど驚いたものと見え、無言で、机の上に頬杖ほおづえをついて考えこんでいる。
火星兵団 (新字新仮名) / 海野十三(著)
講義が終ってから、三四郎はなんとなく疲労したような気味で、二階の窓から頬杖ほおづえを突いて、正門内の庭を見おろしていた。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
つかうへ趺坐ふざして打傾うちかたむいて頬杖ほゝづゑをした、如意輪によいりん石像せきざうがあつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
下階した部屋へや小窓こまど頬杖ほゝづゑをついてると、まへにはで、牡鷄をんどりがけたゝましく
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
金花は頬杖ほほづゑをついた儘、浮かない顔色を改めなかつた。が、山茶の言葉には多少の好奇心を動かしたと見えて、
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
姿勢かたちは私が見て遣るから早くおいで。燈籠へ倚掛よつかかつて頬杖ほほづゑでもいて、空をながめてゐるかたちなども可いよ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
――ある日の午後、「てつ」は長火鉢ながひばち頬杖ほほづえをつき、半睡半醒はんすいはんせいの境にさまよっていた。
追憶 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
畳に頬杖ほほづえして、謄写版の小冊子に読み入つて居たすず子は、顔をあげて男の方を見た。
計画 (新字旧仮名) / 平出修(著)