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頬杖
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ほほづえ
ふりがな文庫
“
頬杖
(
ほほづえ
)” の例文
ふと気がついて、あたりを見廻すと例の謎の青年曾呂利本馬が、テーブルに
頬杖
(
ほほづえ
)
ついて、こわいような顔で、なにか考えこんでいる様子であった。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「昨日大川君から来たうちから、例の者を送つてやつて下さい。」
亨一
(
かういち
)
は何の気なしに女に云つた。畳に
頬杖
(
ほほづえ
)
して、謄写版の小冊子に読み入つて居たすず子は、顔をあげて男の方を見た。
計画
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
ある日の午後、「てつ」は
長火鉢
(
ながひばち
)
に
頬杖
(
ほほづえ
)
をつき、
半睡半醒
(
はんすいはんせい
)
の境にさまよっていた。すると小さい火の玉が一つ、「てつ」の顔のまわりを飛びめぐり始めた。「てつ」ははっとして目を
醒
(
さ
)
ました。
追憶
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“頬杖”の解説
頬杖(ほおづえ、つらづえ、頰杖、面杖)は、ヒトが机や床などに肘を立ててその手で顔を支える、あるいは顎や頬に手を宛てがう仕草のこと。腕が杖のようになることからこう呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
頬
部首:⾴
15画
杖
漢検準1級
部首:⽊
7画
“頬”で始まる語句
頬
頬冠
頬張
頬被
頬辺
頬骨
頬白
頬髯
頬桁
頬笑