“頬白”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
ほおじろ72.7%
ほほじろ18.2%
ほゝじろ9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“頬白”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話](児童)100.0%
自然科学 > 動物学 > 鳥類33.3%
自然科学 > 植物学 > 植物学5.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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庭つづきになった後方うしろの丘陵は、一面の蜜柑畠みかんばたけで、その先の山地に茂った松林や、竹藪の中には、終日鶯と頬白ほおじろとがさえずっていた。
〔出典〕十六、七のころ(新字新仮名)/永井荷風(著)
シコモルの茂みの中には頬白ほおじろが騒いでおり、すずめは勇ましい声を立て、啄木鳥きつつきはマロニエの幹をよじ上って、樹皮の穴を軽くつつき回っていた。
だが、困つたことには、山雀だと思つて育てた小鳥が、だんだん大きくなるにつれて、毛いろから恰好までそつくり頬白ほほじろに変つてきました。
〔出典〕山雀(新字旧仮名)/薄田泣菫(著)
『ひはさん、いらっしやいよ。』なんて遠くから呼びますのに、それが頬白ほほじろで自分よりもひはのことをよく思ってゐると考へて、おこってぷいっと横へれたりするのでした。
〔出典〕林の底(新字旧仮名)/宮沢賢治(著)
ちひさな身體からだでありながらすこするどくちばしつたばかりに、果敢はかないすゞめ頬白ほゝじろまへにのみ威力ゐりよくたくましくするもずちひさな勝利者しようりしやこゑはなつてきい/\ときはどく何處どこかの天邊てつぺんいてた。
〔出典〕(旧字旧仮名)/長塚節(著)
頬白ほゝじろ山雀やまがら雲雀ひばりなどが、ばら/\になつてうたつてるから、綺麗きれい着物きもの問屋とひやむすめだの、金満家かねもち隠居いんきよだの、ひさごこしげたり、はなえだをかついだりして千鳥足ちどりあしとほるのがある、それははるのことで。
〔出典〕化鳥(新字旧仮名)/泉鏡花(著)