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『十六、七のころ』
ふりがな文庫
『
十六、七のころ
(
じゅうろく、しちのころ
)
』
十六、七のころ、わたくしは病のために一時学業を廃したことがあった。もしこの事がなかったなら、わたくしは今日のように、老に至るまで閑文字を弄ぶが如き遊惰の身とはならず、一家の主人ともなり親ともなって、人間並の一生涯を送ることができたのかも知れ …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
留
(
とどま
)
首引
(
くびッぴき
)
乙亥
(
いつがい
)
城址
(
じょうし
)
読本
(
とくほん
)
往
(
ゆ
)
市中
(
まちなか
)
沙翁
(
さおう
)
本
(
もと
)
浩澣
(
こうかん
)
烟
(
けむり
)
病褥
(
びょうじょく
)
眉深
(
まぶか
)
看
(
み
)
稗史
(
はいし
)
窗
(
まど
)
糞尿
(
ふんにょう
)
縁側
(
えんがわ
)
罹
(
かか
)
聯句
(
れんく
)
茅葺
(
かやぶき
)
足柄
(
あしがら
)
逗子
(
ずし
)
遊惰
(
ゆうだ
)
間
(
ま
)
面持
(
おももち
)
頬白
(
ほおじろ
)
就
(
つ
)
上海
(
シャンハイ
)
中
(
うち
)
主人
(
あるじ
)
刹那
(
せつな
)
囀
(
さえず
)
垂涎
(
すいぜん
)
外
(
ほか
)
外向
(
そむ
)
子俶
(
ししゅく
)
子規
(
しき
)
梅雨
(
つゆ
)
幾度
(
いくたび
)
床
(
とこ
)
弄
(
もてあそ
)
往来
(
ゆきき
)
後方
(
うしろ
)
悉
(
ことごと
)
披
(
ひら
)
最中
(
もなか
)
一月
(
ひとつき
)
柴折
(
しおり
)