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遊惰
ふりがな文庫
“遊惰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうだ
83.3%
いうだ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうだ
(逆引き)
「心得ておる。世を挙げて
滔々
(
とうとう
)
と
遊惰
(
ゆうだ
)
にふける折柄、喧嘩を致すとは天晴れな心掛けと申すのじゃ。もそッと致せ。見物致してつかわすぞ」
旗本退屈男:06 第六話 身延に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
上方から西は天産に富み、風光はよし、文化もひらけ、従って
遊惰
(
ゆうだ
)
に流れる風も多分にあるが、智恵の光が人間を
磨
(
みが
)
いておる。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遊惰(ゆうだ)の例文をもっと
(15作品)
見る
いうだ
(逆引き)
加之
(
しかのみならず
)
、
文学者
(
ぶんがくしや
)
を
以
(
もつ
)
て
怠慢
(
たいまん
)
遊惰
(
いうだ
)
の
張本
(
ちやうほん
)
となすおせツかいは
偶
(
たま
)
/\
怠慢
(
たいまん
)
遊惰
(
いうだ
)
の
却
(
かへつ
)
て
神
(
かみ
)
の
天啓
(
てんけい
)
に
協
(
かな
)
ふを
知
(
し
)
らざる
白痴
(
たはけ
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
是等の者はすべて
遊惰
(
いうだ
)
放逸
(
はういつ
)
なる人間の悪習を満足せしむるが為に存するものなるか。もし然らんには、人生は是等の
凡
(
すべ
)
ての美なくして成存することを得べし。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
遊惰(いうだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“遊惰”の意味
《名詞》
遊惰(ゆうだ)
遊び、怠けること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
惰
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
“遊惰”で始まる語句
遊惰性
遊惰脆弱
検索の候補
遊惰性
遊惰脆弱
惰遊
遊冶懶惰
“遊惰”のふりがなが多い著者
加藤道夫
吉川英治
パウル・トーマス・マン
内田魯庵
与謝野晶子
北村透谷
佐々木味津三
長谷川時雨
永井荷風
泉鏡花