“ゆうだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遊惰88.2%
夕立5.9%
遊堕5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上方から西は天産に富み、風光はよし、文化もひらけ、従って遊惰ゆうだに流れる風も多分にあるが、智恵の光が人間をみがいておる。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夕立ゆうだちだから、じき、はれるだろう。」と、親方おやかたはいって、二人ふたりはカフェーの、のきしたへはいり、たたずんでいました。
はたらく二少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
もっとも彼自身は、とかど働く人間のつもりで、自分を遊堕ゆうだの民とは夢にも思っておりません。