奇談クラブ〔戦後版〕きだんクラブ〔せんごばん〕08 音盤の詭計08 おんばんのきけい
話し手の望月辛吉は、有名なジレッタントで、レコードの蒐集家の一人として知られた男でした。叔父の経営している会社の平社員で——望みさえすれば、専務にも支配人にもなれる七光りの背景を持っているのですが、望月辛吉に取っては下手な詩を作って、好きな …
作品に特徴的な語句
がい ちん つらな うけたま 如何いかが 吹込ふきこみ かか つい すくな かん うたがい へだた がた 遊堕ゆうだ ぬく 河馬かば 鈴子すずこ ほとん 有難ありがた 錫箔すずはく 無躾ぶしつけ しばら すこぶ あらた あえ 撞球たまつき 持出もちだ 飛出とびだ 麻雀マージャン わざわい たと 許婚いいなずけ 貴女あなた かく すが もと はず つも ゆず 引付ひきつ つか 申上もうしあ はなは 身顫みぶる 独逸ドイツ まで しか 叔父おじ 博士はかせ テーブル いきおい 出雲いずも 其場そのば 其処そこ わず 取落とりおと 何時いつ 何処どこ ただ おっ 仕度したく なが 下手へた 丁度ちょうど 太々ふてぶて ことごと こた 引緊ひきしま 弊履へいり 差障さしさわ もっと よろ 孤閨こけい 如何いか 悪戯いたずら おびただ ほか 固唾かたず 四方あたり うしな 呑気のんき インチ 受取うけと
題名が同じ作品
奇談クラブ〔戦後版〕:03 鍵 (新字新仮名)野村胡堂 (著)
奇談クラブ〔戦後版〕:13 食魔 (新字新仮名)野村胡堂 (著)