“撞球”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たまつき60.0%
どうきゅう20.0%
たま10.0%
どうきう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学校の帰りや撞球たまつきの帰りなどに時々苗木栽培地ペピニエールのまわりを散歩する五、六人の学生から、自然に注意されるようになった。
二人は何時間もぶっつづけに物も言わず撞球どうきゅうやピケットという骨牌カルタ遊びをするし、ヤアギチがトロイカでどこかへ出かけるときは必ずヴォローヂャを連れて行った。
牌の触れ合ふ、それは撞球たまの音にも似てゐるが、(滝には名状し難い!)もつと微々たる、囁きのやうな音が、苛々しくもあり、羽毛の先で擽られるやうでもあり、薄ら甘く頭にひゞいた。
昔の歌留多 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
撞球どうきうにしてもそれがいまほど一般的ぱんてきになるまでには二三十ねんはかかつてゐる。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)