“骨牌”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かるた53.1%
カルタ37.0%
トランプ3.7%
ふだ2.5%
がるた1.2%
ガルタ1.2%
トラムプ1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“骨牌”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語27.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)21.1%
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集14.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
別れを兼ねての骨牌かるたの会、珈琲店コーヒーてんでの小さな集りなぞがある度に、岸本は行く先で自分の顔の評を受けた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
一男子は笑ひつゝ、さらば我は骨牌かるたの爲めに帶び來れる此金殘らずを置かんと云ひて、その財嚢ざいなうなげうてり。
多勢おほぜいのものどもが其周そのまはりにあつまつてました——骨牌カルタつゝみおなじやうな
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
あの蠱惑的こわくてきな不思議な町はどこかまるで消えてしまって、骨牌カルタの裏を返したように、すっかり別の世界が現れていた。
猫町:散文詩風な小説 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
そこで骨牌トランプが持ち出されたが、それは、祭司の娘が未来の花聟を占ふ時ぐらゐにしか用ゐないやうな、手垢だらけの薄ぎたない札だつた。
こう若い人達が楽しそうに言い争った。雑談は何時の間にか骨牌トランプの遊に変った。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
おとはやと云はれると嬉しがつてよく私達の云ふ事をきいて、骨牌ふだのお掃除や碁石の出し入れをしてくれた。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)
と黄八丈が骨牌ふだめくると、黒縮緬の坊さんが、あかい裏を翻然ひらりかえして、
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いはんや僕等の人生観は、——恐らくは「いろは骨牌がるた」の中にことごとく数へ上げられてゐることであらう。
古来難解の句と称されているが、この句のイメージが表象している出所は、明らかに大阪のいろは骨牌ガルタであると思う。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
またこの言葉は、おそらく蕪村が幼時に記憶したイロハ骨牌ガルタか何かの文句を、追懐の聯想れんそううかべたもので、彼の他の春の句に多く見る俳句と同じく、幼時へのわびしい思慕を、恋のイメージにかしたものに相違ない。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
そなたの首は骨牌トラムプ
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)