“ガルタ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:がるた
語句割合
骨牌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古来難解の句と称されているが、この句のイメージが表象している出所は、明らかに大阪のいろは骨牌ガルタであると思う。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
おそらく蕪村が幼時に記憶したイロハ骨牌ガルタか何かの文句を、追懐の聯想れんそううかべたもので、彼の他の春の句に多く見る俳句と同じく、幼時へのわびしい思慕を、恋のイメージにかしたものに相違ない。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)