『郷愁の詩人　与謝蕪村（きょうしゅうのしじん　よさぶそん）』

蕪村や芭蕉の俳句に関しては、近頃さかんに多くの研究文献が輩出している。こうした時代において、著者の如く専門の俳人でもなく、専門の研究家でもない一詩人が、この種の著書をあらわすということは、無用の好事的余技の如く思われるが、決してその然らざる …

著者	萩原朔太郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 詩歌
初出	蕪村の俳句について「生理　1」1933（昭和8）年6月、春の部「生理　2」1933（昭和8）年8月、夏の部「生理　3」1933（昭和8）年11月、秋の部「生理
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約1時間16分（500文字/分）
朗読目安時間	約2時間6分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

負（そむき） 愛（いとお） 買（こう） 濡（ぬる） 美（ほ） 朝（あさげ） 短（みじかく） 埋（うずま） 吐（はか） 下（おり） 明（あけ） 咲（さけ） 住（ずま） 寄（よる） 泥濘（ぬかり） 抱（だき） 行（ゆき） 多謝（たしゃす） 啼（なか） 一（ひとつ） 止（とま） 老（ろう） 骨牌（ガルタ） 岬（ざき） 寂（じゃく） 辺（べ） 実（みの） 灯（とも） 黄昏（こうこん） 秀（すぐ） 下（もと） 艶（なまめ） 我（わが） 憧憬（しょうけい） 忙（いそ） 弟（てい） 行々（ゆきゆく） 行人（ゆくひと） 干魚（ひうお） 辺（ほとり） 孤独（アインザーム） 入（いり） 媚（なま） 因（ちなみ） 閉（とざ） 向（むき） 出（いで） 現（あらわ） 生（なま） 照（てり） 稀（ま） 東皐（とうこう） 有（あり） 暮（くれ） 暗（あん） 持（じ） 悪（あ） 形（なり） 行々（ゆきゆき） 誰（た） 調子（トーン） 讃（さん） 起（おこ） 寂（さ） 転（ころが） 家郷（ハイマート） 妹（いも） 逸（いっ） 過（すぎ） 地車（じぐるま） 口惜（くちお） 一方（いっぽう） 儂（われ） 凧（いかのぼり） 青々（せいせい） 艶（えん） 侘（わ） 乾（ほ） 魚臭（うおくさ） 時劫（じこう） 茄子（なすび） 乾鮭（からさけ） 旨（むね） 日和（びより） 敷（しき） 菖蒲（しょうぶ） 揚（あが） 萌（も） 捨（すて） 振（ふる） 懐袍（かいほう） 亡（ほろ） 憐（あわれ） 調（しらべ） 裏（うち） 何（なん） 言（ごと） 訪（と） 作物（さくもつ） 十歩（じっぽ）