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懐袍
ふりがな文庫
“懐袍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふところ
50.0%
かいほう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふところ
(逆引き)
即ち蕪村は、その藪入りの娘に代って、彼の魂の哀切なノスタルジア、亡き母の
懐袍
(
ふところ
)
に夢を結んだ、子守歌の古く悲しい、遠い追懐のオルゴールを
聴
(
き
)
いているのだ。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
と歌う蕪村は、常に寒々とした人生の
孤独
(
アインザーム
)
を眺めていた。そうした彼の寂しい心は、
炉
(
いろり
)
に火の燃える人の世の侘しさ、古さ、なつかしさ、暖かさ、楽しさを、慈母の
懐袍
(
ふところ
)
のように恋い慕った。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
懐袍(ふところ)の例文をもっと
(1作品)
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かいほう
(逆引き)
慈母の
懐袍
(
かいほう
)
別に春あり
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
懐袍(かいほう)の例文をもっと
(1作品)
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懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
袍
漢検1級
部首:⾐
10画
“懐”で始まる語句
懐
懐中
懐手
懐紙
懐疑
懐剣
懐炉
懐柔
懐刀
懐妊