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懐柔
ふりがな文庫
“懐柔”の読み方と例文
読み方
割合
かいじゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいじゅう
(逆引き)
由来、
懐柔
(
かいじゅう
)
、外交、
隠忍
(
いんにん
)
などは彼の
性
(
しょう
)
に合ったものではない。だから一面では、相変らず烈しい猛断と攻撃は敵にそそがれつつあった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらに一人、さらにまた一人と、六人いる少年たちが全部、暗黙のうちに共同戦線を張って、私を
懐柔
(
かいじゅう
)
し、征服しようとした。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
仮令彼女の里方は廣介の
常套
(
じょうとう
)
手段によって、
懐柔
(
かいじゅう
)
せられたとしても、彼女自身の
遣
(
や
)
り
場
(
ば
)
のない悲しみは、どう慰めようすべもないのでありました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
懐柔(かいじゅう)の例文をもっと
(12作品)
見る
“懐柔”の意味
《名詞》
懐 柔(かいじゅう)
他人を手懐けて、自分の思い通りに動かすこと。
(出典:Wiktionary)
“懐柔(懐柔区)”の解説
懐柔区(かいじゅうく)は、中華人民共和国北京市に位置する市轄区。
(出典:Wikipedia)
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
柔
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“懐”で始まる語句
懐
懐中
懐手
懐紙
懐剣
懐疑
懐炉
懐刀
懐妊
懐胎
“懐柔”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
高見順
吉川英治
江戸川乱歩
山本周五郎
芥川竜之介