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隠忍
ふりがな文庫
“隠忍”の読み方と例文
読み方
割合
いんにん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんにん
(逆引き)
「その弁解をいたしますと、自然大蔵どのの秘密を
喋舌
(
しゃべ
)
ってしまうことになりますから、何といわれても、今は
隠忍
(
いんにん
)
しておりまする」
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大抵の場合には
隠忍
(
いんにん
)
している彼女も、京子の露骨な結婚強請には堪えられなかった。彼女は、もう村川のことは思い切っていた。
第二の接吻
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
だが、
此
(
こ
)
の男を殺してしまったお蔭で、
隠忍
(
いんにん
)
十年、
殺人癖
(
さつじんへき
)
から遠去かっていた
此
(
こ
)
のわしの身体には、久しく眠っていた
悪血
(
あくけつ
)
が、一時に
飢
(
う
)
えに目覚めて、
湧
(
わ
)
きあがってきたようだ。
夜泣き鉄骨
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
隠忍(いんにん)の例文をもっと
(12作品)
見る
“隠忍”の意味
《名詞》
表に出さずにじっと我慢すること。
(出典:Wiktionary)
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
“隠忍”で始まる語句
隠忍待
隠忍自重
隠忍艱苦
隠忍黙想
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“隠忍”のふりがなが多い著者
吉川英治
菊池寛
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