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干魚
ふりがな文庫
“干魚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほしうお
28.6%
ひもの
23.8%
ほしうを
14.3%
ひうお
9.5%
ひうを
9.5%
ひざかな
9.5%
ほしか
4.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほしうお
(逆引き)
人目を避けて、
蹲
(
うずくま
)
って、
虱
(
しらみ
)
を
捻
(
ひね
)
るか、
瘡
(
かさ
)
を
掻
(
か
)
くか、弁当を使うとも、
掃溜
(
はきだめ
)
を探した
干魚
(
ほしうお
)
の骨を
舐
(
しゃぶ
)
るに過ぎまい。乞食のように薄汚い。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
干魚(ほしうお)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひもの
(逆引き)
劇
(
はげし
)
く手真似をして叫びかはす群が忽ちドルフの
周囲
(
まはり
)
へ寄つて来た。中に
干魚
(
ひもの
)
のやうな皺の寄つた爺いさんがゐて、ドルフの肩に手を置いた。
聖ニコラウスの夜
(新字旧仮名)
/
カミーユ・ルモンニエー
(著)
干魚(ひもの)の例文をもっと
(5作品)
見る
ほしうを
(逆引き)
現に、自分が今、
髮
(
かみ
)
を拔いた女などは、
蛇
(
へび
)
を四寸ばかりづゝに
切
(
き
)
つて干したのを、
干魚
(
ほしうを
)
だと云つて、
太刀帶
(
たてはき
)
の陣へ賣りに行つた。
羅生門
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
干魚(ほしうを)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ひうお
(逆引き)
鹿の湯というのは海の口村の出はずれにある一軒家、
樵夫
(
きこり
)
の為に
村醪
(
じざけ
)
も暖めれば、百姓の為に
干魚
(
ひうお
)
も
炙
(
あぶ
)
るという、
山間
(
やまあい
)
の温泉宿です。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
干魚(ひうお)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひうを
(逆引き)
干魚
(
ひうを
)
を売る女 何の健気な事がありますものか? 捨てられた妻子の身になれば、弥陀仏でも女でも、男を取つたものには怨みがありますわね。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
干魚(ひうを)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひざかな
(逆引き)
内地ならば
庚申塚
(
こうしんづか
)
か石地蔵でもあるはずの所に、真黒になった一丈もありそうな
標示杭
(
ひょうじぐい
)
が斜めになって立っていた。そこまで来ると
干魚
(
ひざかな
)
をやく
香
(
におい
)
がかすかに彼れの鼻をうったと思った。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
干魚(ひざかな)の例文をもっと
(2作品)
見る
ほしか
(逆引き)
蛾次郎
(
がじろう
)
、
干魚
(
ほしか
)
をムシャムシャ
噛
(
か
)
みながら、そばへ寄ってみると、
裾野
(
すその
)
で見かけたことのある
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
なので、二どびっくりという顔で
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
干魚(ほしか)の例文をもっと
(1作品)
見る
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
“干魚”で始まる語句
干魚場
干魚船
検索の候補
干雑魚
干魚場
干魚船
“干魚”のふりがなが多い著者
加能作次郎
与謝野寛
高浜虚子
三遊亭円朝
斎藤茂吉
有島武郎
島崎藤村
吉川英治
室生犀星
長谷川時雨