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『往生絵巻』
ふりがな文庫
『
往生絵巻
(
おうじょうえまき
)
』
童やあ、あそこへ妙な法師が来た。みんな見ろ。みんな見ろ。 鮓売の女ほんたうに妙な法師ぢやないか?あんなに金鼓をたたきながら、何だか大声に喚いてゐる。…… 薪売の翁わしは耳が遠いせゐか、何を喚くのやら、さつぱりわからぬ。もしもし、あれは何と云 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「国粋」1921(大正10)年4月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
反
(
が
)
跛
(
ゐざり
)
反
(
か
)
御前
(
おんまへ
)
干魚
(
ひうを
)
何処
(
いづく
)
餓死
(
うゑし
)
水銀
(
みずかね
)
物詣
(
ものまうで
)
伴
(
つれ
)
生身
(
しやうじん
)
上
(
あが
)
所存
(
しよぞん
)
悪戯
(
いたづら
)
金鼓
(
ごんぐ
)
青侍
(
あをざむらひ
)
勿体
(
もつたい
)
死
(
じに
)
上人
(
しやうにん
)
蒙
(
かうむ
)
聴聞
(
ちやうもん
)
御計
(
おんはか
)
御坊
(
ごばう
)
主
(
あるじ
)
五位
(
ごゐ
)
人声
(
ひとごゑ
)
眼
(
まなこ
)
遠矢
(
とほや
)
餌袋
(
ゑぶくろ
)
発心
(
ほつしん
)
入道
(
にふだう
)
可笑
(
をか
)
面妖
(
めんえう
)
妻子
(
つまこ
)
多度
(
たど
)
畏
(
おそ
)
目
(
ま
)
翁
(
おきな
)
紛
(
まぎ
)
罰
(
ばち
)
鶏
(
とり
)
箔打
(
はくうち
)
童
(
わらべ
)
穿
(
は
)
胡桃
(
くるみ
)
胴中
(
どうなか
)
菜売
(
なうり
)
蓮華
(
れんげ
)
薪売
(
まきうり
)
足駄
(
あしだ
)
身共
(
みども
)
遇
(
あ
)
間
(
ま
)
難有
(
ありがた
)
音
(
ね
)
頸
(
くび
)
鮓売
(
すしうり
)
鴉
(
からす
)
鵜
(
う
)
三度
(
みたび
)
屍骸
(
しがい
)
下衆
(
げす
)
仔細
(
しさい
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
健気
(
けなげ
)
側見
(
わきみ
)
儘
(
まま
)
剃
(
そ
)
吊
(
つ
)
喚
(
わめ
)
在処
(
ありか
)
好
(
い
)
如何
(
いか
)
媼
(
おうな
)
容子
(
ようす
)
私
(
わたし
)
従者
(
ずさ
)
御仏
(
みほとけ
)
御免
(
ごめん
)
憎々
(
にくにく
)
憑
(
つ
)
時鳥
(
ほととぎす
)
櫃
(
ひつ
)
殺伐
(
さつばつ
)
法師
(
ほふし
)
海辺
(
うみべ
)
牟子
(
むし
)
異香
(
いかう
)
皮子
(
かはご
)
知遇
(
ちぐう
)