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下衆
ふりがな文庫
“下衆”の読み方と例文
読み方
割合
げす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げす
(逆引き)
米俵を二俵ずつ、左右へ積んだ馬をひいて、
汗衫
(
かざみ
)
一つの
下衆
(
げす
)
が、三条坊門の
辻
(
つじ
)
を曲がりながら、汗もふかずに、炎天の
大路
(
おおじ
)
を南へ下って来る。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
逢ったが最後殺すとあっては、八重梅にとっては物騒な奴、俺にとっても邪魔な
下衆
(
げす
)
、そっちで逃げようと焦せっても、こうなればこっちで許さない。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
加賀の某郡の
下衆
(
げす
)
七人一党として兵仗を具えて海に出で釣りを事とす、ある時風に
遭
(
お
)
うて苦しむと遥かに大きな島ありて、人がわざと引き寄するようにその島に船寄る
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
下衆(げす)の例文をもっと
(6作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
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下種
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芥川竜之介