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下衆女
ふりがな文庫
“下衆女”の読み方と例文
読み方
割合
げすおんな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げすおんな
(逆引き)
肥
(
ふと
)
った、十六七の
下衆女
(
げすおんな
)
が一人、これも
酒肥
(
さかぶと
)
りに
肥
(
ふと
)
った、はげ頭の老人に、髪の毛をつかまれながら、怪しげな麻の
単衣
(
ひとえ
)
の、前もあらわに取り乱したまま、足をばたばた動かして、気違いのように
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
家の中には、
下衆女
(
げすおんな
)
の
阿濃
(
あこぎ
)
のほかに、たれもいない。やがて、
蔀
(
しとみ
)
をおろす。結び燈台へ火をつける。そうして、あの何畳かの畳の上に、
折敷
(
おしき
)
や
高坏
(
たかつき
)
を、所狭く置きならべて、二人ぎりの
小酒盛
(
こざかもり
)
をする。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
下衆女(げすおんな)の例文をもっと
(1作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
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