“側見”の読み方と例文
読み方割合
わきみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
良人おっとがいよいよ来着らいちゃくしたのは、それからしばしのあとで、わたくし不図ふと側見わきみをした瞬間しゅんかんに、五十あまりとゆる一人ひとり神様かみさま附添つきそわれて、忽然こつぜんとしてわたくしのすぐ前面まえに、ありし姿すがたあらわしたのでした。
その伴 おや、側見わきみをしてゐる内に、何時いつか餌をとられてしまつた。
往生絵巻 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)