“側仕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そばづか80.0%
そばづかえ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この十美人は、いつか曹操(そうそう)から関羽へ贈り、関羽はそれをすぐ二夫人の側仕(そばづか)えに献上してしまい、以来、そのまま内院に召使われていた者たちであった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
又之助は十四歳になる、甲斐の側仕(そばづか)えにあがったが、江戸へは付いてゆかなかった。彼はむっとした顔つきで、焙(あぶ)った鮎(あゆ)の皿と、銚子とを膳の上に置いた。
びっくりした側仕(そばづかえ)はあたふたと降り、馬の轡や手綱には多数の手がかかった。
呼鈴(ベル)を鳴らしたのは隣の寝室に灯火をつけさせるためだった。その室は今、通路の戸口から、ぱっと明るく輝いた。侯爵はその方を見やって、側仕(そばづかえ)の足音の遠ざかってゆくのに耳を傾けた。