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側仕
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そばづか
ふりがな文庫
“
側仕
(
そばづか
)” の例文
この十美人は、いつか
曹操
(
そうそう
)
から関羽へ贈り、関羽はそれをすぐ二夫人の
側仕
(
そばづか
)
えに献上してしまい、以来、そのまま内院に召使われていた者たちであった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
又之助は十四歳になる、甲斐の
側仕
(
そばづか
)
えにあがったが、江戸へは付いてゆかなかった。彼はむっとした顔つきで、
焙
(
あぶ
)
った
鮎
(
あゆ
)
の皿と、銚子とを膳の上に置いた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
というような顔して、
午
(
ひる
)
まで
側仕
(
そばづか
)
えをすますと、書物をかかえて、さっさと城下へ出て行ってしまう。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
側仕
(
そばづか
)
えの
侍女
(
こしもと
)
をあいてに、棒などをふり廻していた。長政の
嫡子
(
ちゃくし
)
、
万寿丸
(
まんじゅまる
)
だった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“側”で始まる語句
側
側目
側女
側室
側面
側衆
側用人
側杖
側近
側役