“側衆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そばしゅう90.9%
そばしう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御用列以下の者は藩主のお側衆そばしゅうとしておともを仰せつかった者以外には絶対に上れないことになっているはずではないか。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「それはそれは、昨夜のうちに、側衆そばしゅうまで、仰せ置かれるとようございましたな。……殿には、今暁こんぎょう、未明のうちに、もはやお立ちでございます」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
取上とりあげける夫より御行水おんぎやうずゐ相濟あひすみ頃はハヤ御本丸の六ツの御太鼓遠く聞えれば御供揃おともぞろひにて直に御登城遊ばせしが時刻早ければ未だ御役人がたは一人も登城なく御側衆そばしう泊番太田おほた主計頭のみなり主計頭かずへのかみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)