“側近”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そばちか60.0%
そっきん20.0%
そばちこ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ありがたい」と、いってもいってもいい足りないような感謝の声をくりかえして、人々は、姫の側近そばちかくに集まった。覚明は牛の手綱を渡して
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ご側近そっきんには、湯浅ゆあさ内大臣のような方もおられます。内大臣はあくまでも筋の通った方だと私は信じます。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
山県公の前夫人は公の恋妻であったが二十有余年の鴛鴦えんおうの夢破れ、公は片羽鳥かたわどりとなった。その後、現今の貞子夫人が側近そばちこう仕えるようになった。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)