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側近
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そばちか
ふりがな文庫
“
側近
(
そばちか
)” の例文
「ありがたい」と、いってもいってもいい足りないような感謝の声をくりかえして、人々は、姫の
側近
(
そばちか
)
くに集まった。覚明は牛の手綱を渡して
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長十郎はまだ弱輩で何一つきわだった功績もなかったが、忠利は始終目をかけて
側近
(
そばちか
)
く使っていた。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
見られ
澘々
(
はら/\
)
と
落涙
(
らくるゐ
)
せられ此方はよき家來を持て
滿悦
(
まんえつ
)
に思ふなり三人の
忠節
(
ちうせつ
)
心體見えて忝けなし去りながら我深き存意も有れば
密
(
ひそ
)
かに申聞すべし近ふ/\と三人を
側近
(
そばちか
)
くこそ進ませたり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
側近
(
そばちか
)
く
呼
(
よび
)
て申樣汝に
遺言
(
ゆゐごん
)
する事あり明朝は忠右衞門も予と共に
切腹
(
せつぷく
)
致せば予がなき
跡
(
あと
)
は三日を
待
(
また
)
ず其方
并
(
なら
)
びに次右衞門三五郎は
當
(
たう
)
御役宅
(
おやくたく
)
へ奉公すべし必らず
忠臣
(
ちうしん
)
二君に
仕
(
つか
)
へずとの
聖言
(
せいげん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
忠利の許しを得て殉死した十八人のほかに、阿部弥一右衛門
通信
(
みちのぶ
)
というものがあった。初めは
明石氏
(
あかしうじ
)
で、幼名を
猪之助
(
いのすけ
)
といった。はやくから忠利の
側近
(
そばちか
)
く仕えて、千百石余の身分になっている。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“側近”の意味
《名詞》
側近(そっきん)
何かの側で近いこと。特に、貴人に仕えるために側にあること。
貴人などの側近くに仕える人。
(出典:Wiktionary)
“側近”の解説
側近(そっきん)とは、重要人物のそばにいる人のこと。
(出典:Wikipedia)
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“側近”で始まる語句
側近者