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嫡子
ふりがな文庫
“嫡子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちゃくし
89.6%
ちやくし
10.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゃくし
(逆引き)
嫡子
(
ちゃくし
)
六丸は六年前に元服して将軍家から
光
(
みつ
)
の字を賜わり、
光貞
(
みつさだ
)
と名のって、従四位下
侍従
(
じじゅう
)
兼
肥後守
(
ひごのかみ
)
にせられている。今年十七歳である。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
と、里の娘たちは、山桃の木にかこまれているお
厩門
(
うまやもん
)
から出てゆく、城主の
嫡子
(
ちゃくし
)
のすがたを、畑から見るのを、楽しみにしていた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嫡子(ちゃくし)の例文をもっと
(43作品)
見る
ちやくし
(逆引き)
其方儀嘉川家
嫡子
(
ちやくし
)
の身分を以て常々
不行跡
(
ふぎやうせき
)
の由沙汰有之の處
當時
(
たうじ
)
病氣
(
びやうき
)
にて存命も
量
(
はか
)
り難き由是に
因
(
よつ
)
て全快まで
親類
(
しんるゐ
)
へ御預仰付らる
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
嫡子
(
ちやくし
)
石田隼人ハ
其比
(
そのころ
)
十二三歳ナリシガ、質容尋常ニ生レ、世ニ賢ク成人シタリ、天下ノ人崇敬シテ
冊
(
かし
)
ヅキハヤシ誉ニシケル、然ルニ関原ノ合戦敗レテ父討死トモ言ヒ
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
嫡子(ちやくし)の例文をもっと
(5作品)
見る
“嫡子”の意味
《名詞》
法律上婚姻関係にある妻・正妻が生んだ子。
家督を継ぐ者。
(出典:Wiktionary)
“嫡子(
嫡男
)”の解説
嫡男(ちゃくなん)とは、嫡子(')とも呼ばれ、一般に正室(正嫡)の生んだ男子のうち最も年長の子を指す。女子の場合は嫡女'となる。
(出典:Wikipedia)
嫡
常用漢字
中学
部首:⼥
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“嫡子”の関連語
嗣子
嫡孫
嫡女
“嫡子”で始まる語句
嫡子信康
検索の候補
御嫡子
嫡子信康
“嫡子”のふりがなが多い著者
吉川英治
高山樗牛
作者不詳
森鴎外
三遊亭円朝
徳田秋声
中里介山
谷崎潤一郎
柳田国男
島崎藤村