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冊
ふりがな文庫
“冊”のいろいろな読み方と例文
旧字:
册
読み方
割合
さつ
53.8%
かしず
26.9%
かしづ
11.5%
かし
3.8%
さく
3.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さつ
(逆引き)
下宿
(
げしゅく
)
には
書物
(
しょもつ
)
はただ一
冊
(
さつ
)
『千八百八十一
年度
(
ねんど
)
ヴィンナ
大学病院
(
だいがくびょういん
)
最近
(
さいきん
)
処方
(
しょほう
)
』と
題
(
だい
)
するもので、
彼
(
かれ
)
は
患者
(
かんじゃ
)
の
所
(
ところ
)
へ
行
(
ゆ
)
く
時
(
とき
)
には
必
(
かなら
)
ずそれを
携
(
たずさ
)
える。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
冊(さつ)の例文をもっと
(14作品)
見る
かしず
(逆引き)
もっとも一の御台さまとして諸人に敬い
冊
(
かしず
)
かれていらっしゃいましたから、うわべは人の羨みそうなお身の上でござりましたけれども、御夫婦とはたゞ名ばかりの
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
冊(かしず)の例文をもっと
(7作品)
見る
かしづ
(逆引き)
貫一は無雑作に
郡内縞
(
ぐんないじま
)
の
掻巻
(
かいまき
)
引被
(
ひきか
)
けて
臥
(
ふ
)
しけるを、疎略あらせじと満枝は
勤篤
(
まめやか
)
に
冊
(
かしづ
)
きて、やがて
己
(
おのれ
)
も始めて椅子に
倚
(
よ
)
れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
冊(かしづ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
かし
(逆引き)
嫡子
(
ちやくし
)
石田隼人ハ
其比
(
そのころ
)
十二三歳ナリシガ、質容尋常ニ生レ、世ニ賢ク成人シタリ、天下ノ人崇敬シテ
冊
(
かし
)
ヅキハヤシ誉ニシケル、然ルニ関原ノ合戦敗レテ父討死トモ言ヒ
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
冊(かし)の例文をもっと
(1作品)
見る
さく
(逆引き)
あまつさえ、やがて、皇子が
生
(
あ
)
げらるるや、ただちに
冊
(
さく
)
して皇太子にたて、そのわずかに四歳の幼児をもって、白河は、鳥羽天皇の御意志をまげて、その御位を譲るように強い給うた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
冊(さく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“冊”の意味
《名詞》
(さく) 昔、中国で天子が后妃や諸侯を立てたり、封禄や爵位を授けるときに発する勅書。
(さく) 中型以上の魚の身を、1~数人前の刺身その他の料理にするために直方体に切り分けたもの。
(出典:Wiktionary)
冊
常用漢字
小6
部首:⼌
5画
“冊”を含む語句
冊子
小冊子
冊封使
短冊
冊封
一冊
書冊
冊立
短冊形
伊弉冊尊
簿冊
幾冊
伊奘冊尊
莠句冊
残冊
第一冊
麦冊
鸚鵡冊子
金冊金宝
豊臣太閤裂封冊
...
“冊”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
山東京山
河井酔茗
徳冨蘆花
清水紫琴
ロマン・ロラン
南方熊楠
アントン・チェーホフ
樋口一葉
吉川英治