“かし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カシ
語句割合
26.3%
河岸23.2%
19.0%
6.9%
菓子6.5%
2.2%
2.2%
川岸1.9%
1.4%
1.0%
可笑0.7%
0.7%
下賜0.5%
仮死0.5%
下士0.4%
下肢0.4%
0.4%
家士0.4%
0.3%
0.3%
0.3%
白檮0.2%
假死0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
橿0.2%
歌詞0.2%
瑕疵0.2%
華氏0.2%
貸金0.2%
下駟0.1%
佳士0.1%
0.1%
0.1%
和氏0.1%
嘉志0.1%
0.1%
0.1%
戕牁0.1%
0.1%
樫材0.1%
檞材0.1%
0.1%
海岸0.1%
牁戕0.1%
猧子0.1%
瓜子0.1%
甲子0.1%
花枝0.1%
花糸0.1%
0.1%
賈子0.1%
賈至0.1%
迦施0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこまでがほんとの話で、突然、まつはいとみなゃんすけれどもなア——とケロケロといだすのだった。そして小首をげて
がんがんひびくや鉄の音やつちの音、そういう物音の中に、河岸通りをからから走って行くたくさんの車の音が交じって聞こえた。
物置へ行ってみると、床はいだまま、灯の用意をして無気味な中へ入ると、穴蔵のの戸のところへ、もうプーンと生血の臭い——
銭形平次捕物控:124 唖娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「兵卒どもが、飯をぐ間に、あやまって火を出したのだろう。帷幕であわてなどすると、すぐ全軍に影響する。さわぐに及ばん」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おとなしい新らしい白、の中だから、そして外光の中だから大へんいいんだ。天竺木綿、その菓子みはいて行ってもいい。
台川 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
こい彼は僕に恥をかせるために、自分の優越を利用するほど、品位を欠いた所作をあえてし得ないのではあるが
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
こまって六字の名号ためた。咲子は見ちゃよと云いながら袖屏風をして曲りくねった字を書いた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
折々ゆるは河鹿啼声ばかり、只今では道路がこう西の山根から致しまして、下路の方の川岸へ附きましたから五六町でかれますが
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「旦那、もう貴方様の馬に乗る事だけは御免を蒙りやす。たつて乗らなければならないものなら、旦那の財布も一緒におなすつて下さい。」
ほのかな遠くのの花の甘い臭に刺戟されてじつと自分の悲哀を凝視めながら、細くて赤い嘴を顫してゐる気分が何に代へても哀ふかく感じられる。
桐の花とカステラ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
『豚小屋を、きれいにするのはお可笑い。豚小屋は昔から、汚ないところときまつてゐるのに。』
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
僕は当時新宿にあった牧場の外のの葉かげにラム酒を飲んだことを覚えている。ラム酒は非常にアルコオル分の少ない、橙黄色を帯びた飲料だった。
点鬼簿 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
名香六十一種、その内三十三種は勅銘で、第一は蘭奢待、これは東大寺に在る勅封の名香、昔は将軍一代に一寸四分切り取って下賜になる例でしたが、後世はその事さえ無くなりました。
自分は、そら寝入りでいるつもりだったが、それから後は、底なしの沼へ落ちこんだよう——まったく仮死の眠りであった。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
下士に顔を挙げ、こう甲板士官に話しかけた。K中尉は思わず彼を見上げ、薄暗い彼の顔の上に何か真剣な表情を感じた。
三つの窓 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
直ちにそれを実践に移しうるような頑丈な下肢によって支えられていること、逆にいえば、大地に根をおろして、その上で虚空の果までも漂い行かんとする思惟
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
自分が知れる限りにおいては、この土蔵の中を天地として、あのいたる不思議な剣術の先生にずいて、一歩もこの土蔵から出ることを好まない人であった。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
阿波二十五万石の蜂須賀重喜、まだ若くはあるが英邁な気質、うちに勤王の思想を包み、家士研学隆武にもりがない、——には式部を密かに招いて説を聞き
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ト思う耳のはたに竹をきこえて、僧ども五三人一斉に声を揃え、高らかにする声耳をするばかりましさ堪うべからず、禿顱ならび居る木のはしの法師ばら、何をかすると
竜潭譚 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
越後の奥から信州北部にかけて、の実のうてな、我々がドングリのオワンといい、または戯れて花嫁のごうしなどと呼ぶものを、子供は皆ガンモモといっている。
二人がかりで大騒ぎをして三十郎に足洗をつかわせると、手を取らんばかりにして囲炉裏のそばへ連れて行き、それ飯をげ、風呂を沸かせ、柿の葉鮨でもつくらんか、糀漬のをいださんか
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
カムヌナカハミミの命は、天下をお治めになりました。すべてこのカムヤマトイハレ彦の天皇は、御歳百三十七歳、御陵は畝傍山の北の方の白檮にあります。
遠い昔、私を假死の状態に陷らせたあの光は、この夢の中に再び現はれて、する/\と壁をのぼり、薄暗がりの天井の中程に搖めきながら、留つてゐるやうだつた。私は頭を上げて見た。
先生を他国の人と眼解てたばこの火をたるならん、可憎々々否々にくむべからず、たばこの火をて美人にえん(烟縁)をむすびし」と戯言ければ、岩居を拍て大に笑ひ、先生
兵部卿親王も第二の姫君を後宮へ入れる志望を持っておいでになって、大事におずきになる評判のあるのを、源氏はその姫君に光栄あれとも思われないのであった。
源氏物語:14 澪標 (新字新仮名) / 紫式部(著)
なば美男ともふべきにや、鼻筋とほりもとからず、豐頬柔和顏なる流石學問のつけたる品位は、庭男りてもれず、吾助吾助勝手元ましき評判
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
アイゼンシュタイン河を隔てた洋上にをきずき、われに勝る勇士あれば、づかんと宣言していたのである。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
橿馬酔木、枝さし蔽ひ
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
次郎は自分のそばにおいていたガリ版刷りを塾生たちにした。それには音頭の歌詞が印刷してあったのである。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
モリエルが無智の老嫗に自作の台本を読み聞かせたと云ふは、何も老嫗の批評を正しとしたのではない。唯自ら朗読するに、自ら台本の瑕疵を見出すが為である。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
時は一月末、雪と氷に埋もれて、川さえおおかた姿を隠した北海道を西から東に横断して、着てみると、華氏零下二十—三十度という空気もたような朝が毎日続いた。氷った天、氷った土。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
口銭をとってまとめるのだ。そういうほうの公事にも通じていて、おなじ貸金の督促にしても、相手を見て緩急よろしきを得る。応対にも、強腰弱腰の手ごころをも心得ている。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
十歳の時『史記』の講義を聴くに田忌千金を賭け逐射した時孫子忌に教えてその下駟と敵の上駟とさしめ無論一度負ける、次にその上駟とかの中駟と
少くとも青年の佳士、衣冠正しい文学士が、えば二人対向いの時、人知れずであろうとも省みて恥辱でないことはない。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
嫡子石田隼人ハ其比十二三歳ナリシガ、質容尋常ニ生レ、世ニ賢ク成人シタリ、天下ノ人崇敬シテヅキハヤシ誉ニシケル、然ルニ関原ノ合戦敗レテ父討死トモ言ヒ
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
心ならずもづける彼れ老齡の惱より
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
昔趙人藺相如が手に鶏を縛るの力なくして、秦廷に強勢の昭王をやりこめ天下に二つとない和氏連城の玉を全うして還ったは
この人は本名をお嘉志さんといい、横浜フエリス女学校を早く卒業して、巌本さんにかたづいた人ですが、その学才と人がらとはむかしを知っているものに惜しまれたばかりでなく
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
無限てふことのこさ夢さめてなほらくを心慄へゐる
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
どうだ、貴様はお袋の様な音なしくつてこい女になれるか、チツトだな、今のみゝずの話しも十一のにしちやア余り馬鹿げただな、どうだ、アハヽヽ、そんな真面目な顔をせずともだ。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
漁史は、錨綱を繰り放つ役、船頭は戕牁く役にて、前々夜、のお茶屋釣聖のかかりという、っぷの大巻きに鈎尖の漂う加減に舟を停めぬ。
大利根の大物釣 (新字新仮名) / 石井研堂(著)
あだなる戀の
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
日は寒し今は仰げば松ヶ枝のかがやかしに見ゆ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
薄暮河岸のあかしや、二本海岸のあかしや
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
牁戕振り立てひせし
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
緑翹は額の低い、の短い猧子に似た顔で、手足は粗大である。や肘はいつも垢膩れている。玄機に緑翹を忌む心のなかったのは無理もない。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
先ず生の菓物が四色、即ち芭蕉の実に林檎蜜柑竜眼肉というようなもの、それからした菓物が四色、それから西瓜の種に南瓜の種松の杏仁といっての種とその四色を四瓜子と申します。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
甲子温泉に滯在する中、一日白河へとて、田中桃葉と共に山を下りけるに、白河の青年藤田虎太、長谷部英一、同英吉の三氏後より追付き來りて、共にす。
白河の七日 (旧字旧仮名) / 大町桂月(著)
……かれらは汀に近い樹蔭毛氈を敷いて、花枝にうつしながら小酒宴をたのしんだ。
日本婦道記:墨丸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
六本の雄蕊があって、おのおのが花蓋片の前に立っており、長い花糸の先にはブラブラと動くがあって、たくさんな花粉を出している。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
小翠は笑って泣いている元豊をれてへ入り、元豊の着物の上についた塵を払い、涙を拭き、敲かれた痕をもんでやったうえで、をやったので元豊はやっと笑い顔になった。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
(六四)君子りてせられざるをむ。(六五)賈子く、『(六六)貪夫し、(六七)烈士し、(六八)夸者し、衆庶(六九)む』
此等は公の古人の詩をかかせ給へるを見て、後人しらずして編集せしなり。賈至の詩を山谷集に入れし類ならんか。〕毎幅二行字三四寸大にして遵勁瀟灑たる行書なり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
迦施国白耳竜あり、に衆僧と約し、国内豊熟せしむ、皆信効あり、沙門ために竜舎を起す、並びに福食を設け、毎に夏坐るに至り、竜すなわち化して一少蛇とる、両耳ことごとく白し
手拭にてらをみ此處に這入通夜をなし一心にが災難をれる樣になさしめ給へと立願
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)