“下肢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かし80.0%
あし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長い足を楽に延ばして、それを温泉の中で上下うえしたへ動かしながら、とおるもののうちに、浮いたり沈んだりする肉体の下肢かしを得意に眺めた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
直ちにそれを実践に移しうるような頑丈な下肢かしによって支えられていること、逆にいえば、大地に根をおろして、その上で虚空こくうの果までも漂い行かんとする思惟
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
なぜなら、元来その病は、上肢にも下肢あしにも、どちらにも片側だけに起るもので、体温は死温に等しくなり、また、脈は血管硬化のために、触れても感じないというほど、微弱になってしまうのです。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)