“後肢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あとあし92.9%
こうし7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なれども仔馬はぐんぐんれて行かれまする。向うのかどまがろうとして、仔馬はいそいで後肢あとあしを一方あげて、はらはえたたきました。
雁の童子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
はっとして眼をさますと、猿はなにごともなかったような顔で、後肢あとあしで首のうしろのところを掻いたりしている。
蝶の絵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
開いた前肢ぜんしあざけり嘲り、巨躯を掻き、またはたきうつ後肢こうしひれ
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)