“後世”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ごせ63.3%
こうせい31.7%
ごしょう1.7%
のちのよ1.7%
のちよ1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在後世ごせねがひに一昨日おとつひ来たりし門前も忘れて、簪三本七十五銭と懸直かけねすれば、五本ついたを三銭ならばと直切ねぎつて
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
現在げんざい後世ごせねがひに一昨日おとつひたりし門前もんぜんわすれて、かんざしほん七十五せん懸直かけねすれば
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
少しく後世ごせのことをかたりつゝ我等は斯く魂と雨ときたなまじれるなかをあゆみしづかにわけゆきぬ 一〇〇—一〇二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
忘れることもない自分の罪のこれが報いであろう、この世でこうした思いがけぬ罰にあっておけば、後世ごせで受けるとがは少し軽くなるかもしれぬなどとお考えになった。
源氏物語:36 柏木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
道業どうごうなおつたなければ上人とも仰がれず、法師の形には候えど俗人の如くなれば、後世ごせのことはいかがと哀しくはあれど、差当りての世のならいに、かくは仕る
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
だからこの二首にしゆのおうたも、じつ後世こうせいのもので、なんだか、へんな暗示あんじかんじさせるところからして、しぜん
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
だいめが、屋敷やしきかまえ、くらつくったのは、先祖せんぞあと後世こうせいのこかんがえだったのです。
武ちゃんと昔話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
壓制あつせいりて正義せいぎ蹂躙じうりんされてゐること、後世こうせい地上ちじやうきたるべき善美ぜんびなる生活せいくわつのこと
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
圧制あっせいりて正義せいぎ蹂躙じゅうりんされていること、後世こうせい地上ちじょうきたるべき善美ぜんびなる生活せいかつのこと
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
なんといっても、この時代の作で最も有名なものは『捜神記』で、ほとんど後世こうせいの小説の祖をなしたと言ってもよろしいのです。
「なに! 女房が殺されたってのに、冗談口を利く亭主が何処にある。てめえの為を思うから言ってやるんだ。後世ごしょうの事を思ったら、今の内に——」
白蛇の死 (新字新仮名) / 海野十三(著)
首を埋めて塚を築くと、山賊は首をひねりひねり其処を立ち去った。その塚は後世のちのよまで残っていて『ろくろ塚』と呼ばれていた。
轆轤首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
大正十二年九月ついたち国ことごと震亨しんとほれりと後世のちよ警め
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)