“ごしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後生94.0%
御生2.0%
呉将1.3%
伍相0.7%
後世0.7%
御詔0.7%
護照0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「普天のもと、われに怪をなすものはない。いま汝を伐って、わが建始殿の棟梁とする。汝、精あらば後生ごしょうの冥加を歓んでよかろうぞ」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御生ごしょうだと口説かれお竹困る也」という古川柳——いやいやもっともっと冒涜的なおびただしい川柳詩は、このごろのお竹、つまり大日如来に祭り上げられる以前のお竹の心境と
あした呉将ごしょうを送り、夕べに越将を迎うるの媚態びたいを——遊女のように、これつとめて、貧しき朝廷生活をうるおし、弱き雲上の存在をたもち、そして、武田、上杉、織田、明智、羽柴——と
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「緑髪ハ波ニしたがツテ散リ、紅顔ハ浪ヲツテ無シ、何ニツテ伍相ごしょうニ逢フ、まさニ是秋胡しゅうこヲ想フベシ」
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「なに! 女房が殺されたってのに、冗談口を利く亭主が何処にある。てめえの為を思うから言ってやるんだ。後世ごしょうの事を思ったら、今の内に——」
白蛇の死 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「太后の御詔ごしょうとて、この際、信用はできません。危ない限りです。一歩もご門外に出ることはなさらぬほうが賢明です」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やはりJ・I・Cの一人となっております自称樫尾初蔵かしおはつぞうと申す者が、J・I・Cの東部と西部と双方の首領の護照ごしょうを持ちまして、去る六月の末頃から日本に参りまして日本のJ・I・Cに属する日
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)