後世のちのよ)” の例文
わかちもせず面白おもしろきこと面白おもしろげなる男心をとこごゝろ淡泊たんぱくなるにさしむかひては何事なにごとのいはるべき後世のちのよつれなく我身わがみうらめしくはるはいづこぞはなともはで垣根かきね若草わかくさおもひにもえぬ
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その塚は後世のちのよまで残っていて『ろくろ塚』と呼ばれていた。
轆轤首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)