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垣根
ふりがな文庫
“垣根”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かきね
98.4%
くね
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきね
(逆引き)
「ふいに、兄様が帰るとか、人が訪ねてくるといけないから、外を見ていよといわれて、いつも、
垣根
(
かきね
)
の所に、立っていただけです」
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卯平
(
うへい
)
は
久振
(
ひさしぶり
)
で
故郷
(
こきやう
)
に
歳
(
とし
)
を
迎
(
むか
)
へた。
彼等
(
かれら
)
の
家
(
いへ
)
の
門松
(
かどまつ
)
は
只
(
たゞ
)
短
(
みじか
)
い
松
(
まつ
)
の
枝
(
えだ
)
と
竹
(
たけ
)
の
枝
(
えだ
)
とを
小
(
ちひ
)
さな
杙
(
くひ
)
に
縛
(
しば
)
り
付
(
つ
)
けて
垣根
(
かきね
)
の
入口
(
いりくち
)
に
立
(
た
)
てたのみである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
垣根(かきね)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くね
(逆引き)
此間だつて兼が出だす晩にも後で氣がついて見りや裏の
垣根
(
くね
)
のあたりに二人ばかりうろ/\して居たんだがおらちやんと見當がついてんだ。それぢやおれだつていめえましかんべえ。
芋掘り
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
細かい縞の足利織では有りますが、
一寸
(
ちょっと
)
気の利いた糸入の
単物
(
ひとえもの
)
に、紺献上の帯を締め、
表附
(
おもてつき
)
のノメリの駒下駄を
穿
(
は
)
き、手拭を一寸頭の上へ載せ、
垣根
(
くね
)
の処から這入って
往
(
い
)
く
後姿
(
うしろすがた
)
を見て
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
垣根(くね)の例文をもっと
(2作品)
見る
“垣根”の解説
垣根(かきね)とは、敷地や庭などの区画として設ける囲い。竹で編んだり組んだりした竹垣や、木を植えた生垣などがある。また、金網を利用した金網垣もあり、洋風庭園などではバラを金網に絡ませたバラ垣などが用いられる。
(出典:Wikipedia)
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“垣根”で始まる語句
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