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杙
ふりがな文庫
“杙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くい
67.6%
くひ
26.5%
かし
2.9%
ぐい
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くい
(逆引き)
その入口らしい処にはただ粗末な二本の
杙
(
くい
)
が建っているばかりで
内
(
なか
)
の様子を覗いたけれど、ただ一人の
土方等
(
どかたら
)
の姿すら見えなかった。
暗い空
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
杙(くい)の例文をもっと
(23作品)
見る
くひ
(逆引き)
卯平
(
うへい
)
は
久振
(
ひさしぶり
)
で
故郷
(
こきやう
)
に
歳
(
とし
)
を
迎
(
むか
)
へた。
彼等
(
かれら
)
の
家
(
いへ
)
の
門松
(
かどまつ
)
は
只
(
たゞ
)
短
(
みじか
)
い
松
(
まつ
)
の
枝
(
えだ
)
と
竹
(
たけ
)
の
枝
(
えだ
)
とを
小
(
ちひ
)
さな
杙
(
くひ
)
に
縛
(
しば
)
り
付
(
つ
)
けて
垣根
(
かきね
)
の
入口
(
いりくち
)
に
立
(
た
)
てたのみである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
杙(くひ)の例文をもっと
(9作品)
見る
かし
(逆引き)
あだなる戀の
杙
(
かし
)
。
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
杙(かし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぐい
(逆引き)
貞固は妻
照
(
てる
)
と六歳になる
女
(
むすめ
)
柳
(
りゅう
)
とを連れて来て、百本
杙
(
ぐい
)
の側に
繋
(
つな
)
がせた舟の中に
遺
(
のこ
)
して置いて、独り上陸したのである。さて差当り保と同居するつもりだといった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
杙(ぐい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“杙(
杭
)”の解説
杭(杙、くい、en: pile)は、建築物の固定や目印のために地中に打ち込む棒状のものである。古くは木製であったが、現代では条件によって金属製やプラスチック製のものを用いることもある。
杭を埋設することを杭打ち、その機械を杭打ち機という。
(出典:Wikipedia)
杙
漢検1級
部首:⽊
7画
“杙”を含む語句
乱杙歯
棒杙
角杙
堰杙
橋杙
齋杙
一杙
苅杙
燒木杙
焼木杙
澪杙
水杙
標杙
杙打
杙俣長日子
杙上住居
妹活杙
古杙
乱杙
“杙”のふりがなが多い著者
山東京山
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
浜田青陵
アリギエリ・ダンテ
フィオナ・マクラウド
アントン・チェーホフ
岩野泡鳴
ニコライ・ゴーゴリ
ライネル・マリア・リルケ
蒲原有明