“棒杙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼうぐい66.7%
ぼうぐひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月あかりのために、石ころや、笹の葉や、棒杙ぼうぐいや、掃き溜めまで白く光っていた。
彼は昔の彼ならず (新字新仮名) / 太宰治(著)
瞬きひとつしないのです。棒杙ぼうぐい相手に物を言うようなものです。
女房ども (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
新石器時代しんせつきじだい人間にんげんは、またあるところでは湖水こすいなか棒杙ぼうぐひつてそのうへ小屋こやまうけてんでゐました。そしてその小屋こやおほあつまつてひとつの村落そんらくをつくつてゐました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
そのそこ棒杙ぼうぐひ一萬本いちまんぼんもにょき/\とつてゐるのをケラーといふ學者がくしや發見はつけんしまして、だん/″\研究けんきゆうした結果けつか、これがむかしひと湖上住居こじようじゆうきよあとであることがわかりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)