棒杙ぼうぐい)” の例文
月あかりのために、石ころや、笹の葉や、棒杙ぼうぐいや、掃き溜めまで白く光っていた。
彼は昔の彼ならず (新字新仮名) / 太宰治(著)
瞬きひとつしないのです。棒杙ぼうぐい相手に物を言うようなものです。
女房ども (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)