“棒頭”の読み方と例文
読み方割合
ぼうがしら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
林歌子や矢島楫子かぢこなどのお婆さんが棒頭ぼうがしらになつて、二百余名の婦人達が飛田とびた遊廓の取消請願をその筋に持出したのは近頃結構な事だ。
ことに朝鮮人は親方、棒頭ぼうがしらからも、同じ仲間の土方(日本人の)からも「踏んづける」ような待遇をうけていた。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
夜は八時すぎという働き(トロの数をしらべ、トロへ土の盛りようをカントクする、棒頭ぼうがしら的な仕事)