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棒鼻
ふりがな文庫
“棒鼻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼうばな
54.5%
ぼうはな
45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうばな
(逆引き)
棒鼻
(
ぼうばな
)
の向きが少し変って、前のは講武所の方へ向き、同時に駕籠の中から何か声高に言うのが聞えると、それに応じて後ろなる駕籠の中からも
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その、
大蒜
(
にんにく
)
屋敷の
雁股
(
かりまた
)
へ掛かります、この
街道
(
かいどう
)
、
棒鼻
(
ぼうばな
)
の
辻
(
つじ
)
に、
巌穴
(
いわあな
)
のような
窪地
(
くぼち
)
に引っ込んで、石松という猟師が、
小児
(
がき
)
だくさんで
籠
(
こ
)
もっております。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
棒鼻(ぼうばな)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぼうはな
(逆引き)
「おっと、
御念
(
ごねん
)
には
及
(
およ
)
ばねえ。お
上
(
かみ
)
が
許
(
ゆる
)
しておくんなさりゃァ、
棒鼻
(
ぼうはな
)
へ、
笠森
(
かさもり
)
おせん
御用駕籠
(
ごようかご
)
とでも、
札
(
ふだ
)
を
建
(
た
)
てて
行
(
ゆ
)
きてえくらいだ」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
見るより今日
出役
(
しゆつやく
)
の
與力
(
よりき
)
駈來
(
かけきた
)
る是ぞ島秀之助といふ者なり
大音
(
だいおん
)
上
(
あげ
)
て
下乘々々
(
げじよう/\
)
と制せしが更に
聞
(
きか
)
ぬ風して
尚
(
なほ
)
も門内へ
舁込
(
かきこま
)
んとす
此時
(
このとき
)
島秀之助
駈寄
(
かけより
)
天一坊の乘物の
棒鼻
(
ぼうはな
)
へ手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
棒鼻(ぼうはな)の例文をもっと
(5作品)
見る
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
“棒”で始まる語句
棒
棒杭
棒縞
棒立
棒切
棒手振
棒片
棒鱈
棒頭
棒組
“棒鼻”のふりがなが多い著者
邦枝完二
林不忘
作者不詳
三遊亭円朝
中里介山
吉川英治
国枝史郎
泉鏡花