“發見”のいろいろな読み方と例文
新字:発見
読み方割合
はつけん72.4%
みつ10.3%
みつけ6.9%
みいだ6.9%
めつ3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是等の他にも大魚を捕ふる法有りしなり。此事は常陸椎塚より發見はつけんされたる大鯛おほだいの頭骨に骨器のさり在りし事に由つて知られたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
靈と肉との表裏ある淡紅色ときいろの窓のがらすにあるかなきかの疵を發見みつけた。(重い頭腦あたまの上の水甕をいたはらねばならない)
聖三稜玻璃:02 聖三稜玻璃 (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
平次の見込通り、徳太郎は三河町の叔父の家で、劍術ごつこをして遊んで居るところを、ガラツ八とその又手下の諜者てふじや發見みつけられたのです。
さぐることも發見みいだすことも出來でき有樣ありさま——それがためにならぬのはれてあれど——可憐いたいけなつぼみそのうるはしい花瓣はなびらが、かぜにもひらかず、日光にもまだ照映てりはえぬうちに
そんぢやお内儀かみさん他人ひとぜになくしたのなんぞ發見めつけてもらねえ容子ふりなんぞして、あとんなつたてえでをかしとき
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)