“探”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さが53.4%
さぐ30.0%
たず8.7%
5.2%
たづ0.9%
さぐり0.6%
たん0.3%
ふる0.3%
まさぐ0.3%
もと0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“探”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)15.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
選びようがないからおめでたい名前をさがして鶴亀千萬男つるかめちまおてえ先生を採用に決する……なんてことはなかった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
余計よけいなお接介せっかいのようだが、今頃いまごろ太夫たゆうは、おび行方ゆくえさがしているだろう。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
背後うしろむきにかゝとさぐつて、草履ざうり穿いて、だんりて、てく/\く。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
小牧対陣中、また丹羽長秀の調停運動の前後など、何が起っても、すぐ味方の衆目が、味方の数正のうごきをさぐった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして恐らく方々の屍体収容所をたずねあぐねた末に、N聖堂の中をまで一度ならずうろついていらしたといふではありませんか。
死児変相 (新字旧仮名) / 神西清(著)
されどもしその翻訳を試みるものあらんか今日こんにちといへどもなほ日本画の精神をたずぬるに絶好の便宜となるや疑ひなし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
つれなき令孃ひめ振舞ふるまひ其理由そのわけぐれず、此處こヽてられてとりのこされんわれ
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
この好題目が眼前がんぜんにありながら、余はらざる詮義立せんぎだてをして、余計なぐりを投げ込んでいる。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
わたくしが長い間、たづねあぐんでゐた本当の男性だと思ひましたの。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
それを聞くとその男は愈々安心したといふ風に、脊を延ばして初めて氣味の惡い微笑を漏らしながら、左樣さうでせう、確かに左樣だらうと思つた、サ、何卒どうぞお二階にお上り下さい、實は東京からあなたをたづねていらした方があるのです、と言ふ。
熊野奈智山 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
さすが熟練の功はえらいもんだと思いながら、自分もまず足だけ前へ出して、草鞋わらじさぐりを入れた。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ただ本体の深みをおさぐりになるあなたとしては。1330
「然し、時にはたんぼうといふことも——これまた時に応じて必要とするんだらうね。」
村のストア派 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
因より正當せいたうの腕をふるつてまうけるのでは無い、惡い智惠ちえしぼツてフンだくるのだ………だから他のうらみひもする。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
合点長屋の土間へ降り立った釘抜藤吉は、まだ明けやらぬ薄暗がりのなかで、足の指先に駒下駄の緒をまさぐりながら、独語のようにこう言った。
雪之丞は、そう心に呟きながら、懐剣に懐紙でぬぐいをかけて、さやに収めると、供男の姿をあたりにもとめたが、
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)